自宅に籠りっぱなしの中でやることの一つといえば、
英語スキルの向上
だと思うのですが、リーディングだけではなく、ヒアリングやスピーキングにも手をつけたいなと感じる方は多いのじゃないでしょうか。
日本にいると、なぜかついつい本に頼りがちになってしまうものですが、今の時代、勉強するツールはそこら中に転がっています。
特に、ヒアリングやスピーキングを本だけで勉強するのは難しいし、モチベーションもなかなか上がりません。僕の問題である可能性も否定できませんが…
また、日本の学校で教えられる英語は、知ってか知らずかアメリカ英語であることが多いです。発音や単語などすべてにおいて。
(Example) Vitamin の発音、学校でどう習いました?
実はイギリスとアメリカで発音が違うので、間違いなくセンター試験の発音問題には出ないんですよね、この 「Vitamin」。
にもかかわらず、学校では「ヴァイタミン」という発音が正しいと教えられてきましたよね?まさにアメリカ英語の発音だからです。
悪いことではないのですが、筆者はイギリスのフットボール(リヴァプール)をこよなく愛する男であることもあって、
イギリスへの愛着が強いので、アメリカ英語の発音あまり好きじゃないんですよね。トランプの演説とか聞いていると内容も相まって頭が痛くなります。
そこで、今回は筆者がぼちぼち使っているイギリス英語を勉強する音声・動画ツールをどしどしご紹介していこうと思います。
本でワシは勉強したいんじゃ
今の時代になっても、本で勉強することが有効であることには変わりはありません。
どのようなジャンルを勉強するにあたっても、「知識を持つ」ということは重要であるということに変わりはありません。
言語には大きく分ければ、3つの要素があります。
- 単語・イディオム
- 文法・コノテーション
- 発音
本ですべてが勉強できるというわけではありませんが、もちろん単語や文法は勉強できますよね。
更に、発音に関しても、いきなり真似してみるのではなく、舌の動きなどを学んでからそれを意識して真似すると効果があります。(あくまで僕の経験則ですが)
特に単語に関しては、まとめてガッと覚えたい!というのもありますし、本を使って勉強するのが効率的な気がします。
大学に入ってから僕が使っていたのが、ジャパンタイムズさんの単語帳。
上級編は買っていないのでわかりませんが、超上級編は愛用しています。まず本としてよくできているなと感心しいます。
20000語レベルということですが、そこまでではなく、ネイティブでいえば高校生レベルという感じ。難しすぎないのでちょうどいいです。
イギリス英語の特徴を勉強する本
日常会話で使えるイギリス英語をアメリカと比較しながらまとめてくれている本。
お値段500円以下と超手軽だったので、考える前に買ってしまった…ただ、値段を考えると、すごく実用的ですし、使えると思う本です。
シリーズものみたいで、バージョン2も出ています。購入したのですが、まだ読んでいないです。読み次第レビューします。
YOUTUBEが便利になったぜよ
しかし、いくら本の方が勉強しやすいって言ったって、発音などは実際に聞くことよりも勝っている勉強法はありませんよね。
そこで、使う候補の一つはもちろんYOUTUBEですよね。
YOUTUBEを使うことで得られるメリット
・自動作成で字幕を付けることができ、速度の調整もできる
・膨大なコンテンツがあり、ニーズに合ったものがある可能性が高い
・基本は無料だし、敷居が低い
YOUTUBEを使ってみて(全僕の中で)激震が走りました。なんと…
今の時代「字幕」が付けられるんです!!
使ってみた感じ、なかなかいい感じ、ただ、ちょこちょこ違うなっていうのが散見され、固有名詞になると余計に正確性が下がりますが、
ある程度いい感じに使えるくらいの精度に仕上がっています。
さらに、速すぎるなと思ったときには、速度を0.5倍ないしは0.75倍にすることも可能です。0.25倍にもできますがいくら何でも遅すぎるでしょう。
筆者が聞いている番組・チャンネル

車の評論家MATTによる番組、CARWOW。
界隈には有名な番組ですが、車好きにはたまらなく面白いです。
イギリス人らしく、ディスるところはティスるので、なぜか気持ちいいです。

これもまた有名なチャンネルではあるのですが、English with Lucyです。
綺麗な女の人が、イギリス英語で、イギリス英語について語る番組です。ためになるし、聞き取りやすいです。

Sky sports football
イングランドのプレミアリーグについて元選手が討論・解説をする番組。
プレミアリーグ好きにはたまらないチャンネルです。
僕はあえて聞いているのですが、人によって、だいぶ訛りの癖があります…
PODCASTという手もあるぜよ

リスニングに最適なものとして他にPODCASTというアプリがあります。要に過去のラジオのようなものなのですが、
特徴として、「ダウンロードできる」というのがあります。つまり、オフライン時でも聴けちゃうし、Wi-Fiがないところでも通信容量を気にしなくていいのです。
イギリス英語を勉強するツールとして最強なのは、やはり、BBC learning Englishでしょうか。(アメリカではCNN)
他にも、僕であればSky sports footballであったりを聞いています。難点としては、字幕が出ない場合が多いということですかね。
字幕という機能はPODCASTにはなく、iPhoneであれば、
「アクセシビリティ」の「聴覚サポート」→「標準字幕」の設定があり、これを設定することで、字幕が出る場合があるらしいです。
その他のアプリ・コンテンツを使う
BBC、BRITISH COUNCILなどは海外の英語学習者のためにコンテンツを提供しています。しかも、後者は非営利団体なので、基本無料ですべて利用できます。
これらで聴けるような発音はRP(承認発音)と呼ばれる発音で、ある程度の階級以上の人々が身に着けているような「きれいな」発音です。
コックニー(南部の労働階級の訛り)や、各地方の訛りのある発音を聞きたい場合は、YOU TUBEを探してみるのがよいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。もちろん以上に紹介したツールを用いて勉強していただいたらいいと思いますが、
「英語の技能」という意味ではリスニングしか鍛えられませんよね。
だから重要なのは、それ以外に自分で「なりきって」実践してみることです。イギリス人になりきって発音すれば、スピーキングだけでなくリスニングも上達します。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものだと感心します。
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