サッカー観戦の前に知っておきたいこと一挙大公開!(基本編)

FOOTBALL

フットボールの戦略について

戦略とは、戦術も包含していますが、1チームにおける戦略では、より長期的なチームプランを指すことが多いです。

そのことを踏まえて、フットボールの戦略とはどのようなものに細分化できるかを考えてみたところ、次のようになりました。

  • 移籍市場を使った補強・放出によるスカッドの強化()
  • チームの根幹となるフットボールコンセプトの選択、追究(②、)
  • チームコンセプトのチームへ浸透させるためのトレーニング()
  • ユース・トレーニング施設などの充実 他経営面の長期的プラン(、②、③)

つまり、「どうやって現状における理想のチームを追究するか」というのが戦略であるといえます。

大局的視点に立つと、①経営面、②兵站面、③スポーツ面に分けることができると考えました。(重複する部分は多いのですが)

成功したチームのここ3~4年の移籍市場を見てみると、必ずと言っていいほど必ずある程度成功しているので、兵站面も重要だなとわかります。

移籍市場になれば、ファンの方々は悲喜こもごも…

経営面での「戦略」について

長期的な成功には、良いオーナーの存在が不可欠です。

私の推しているリヴァプールを見てみると、

2007年にH&G(ヒッグス&ジレット)に買収されて以降、Fernando Torresの獲得などで、一時欧州でもトップクラスの強さを誇りましたが、

クラブを担保に借金を抱え込んだ挙句、2010年に借金そのままにクラブを売却し、一気に苦境に立たされ、6~7年もの間辛酸をなめてきました。

60点のJürgen Kloppの画像/写真/イメージ

2016年のJurgen Klopp監督(左写真)の就任は大きな影響を与えました。

オーナーとも意気投合していることがより一層クラブの競争力を高める一因となっています。

ドルトムント時代の香川選手との共闘でも有名な監督で、人身掌握については世界一の監督です。

しかし、新オーナーFSG(メジャーリーグのレッドソックスのオーナー)の健全経営により事態が一変。

緻密なスカウティングや、施設強化なども進めていき、現在世界最強クラブの一つとなっています。南野選手が加入しましたことで日本でも話題にもなりました。

このように、「お金にホワイトな経営」、「スポーツ面に熱心」という要素は良いオーナーに重要です。レアルマドリードやバルセロナはソシオ制で、ちょっと特殊ですけどね

名古屋のスポンサーは天下のTOYOTAですが、金払いはなかなか厳しいともっぱらの噂。最近成績も低迷気味ですね…

兵站面について

兵站面に関するのは、主に移籍と、ユースシステムですね。

ユースに関しては、システムが優秀かどうかいかんにかかっており、私たちが観察できることはあまりないので、割愛させていただきます。

<移籍について>

移籍にかかわってくるのは、もちろん資金面のこともありますが、これは①経営面のことなので、触れないとして、重要なのは、分析・スカウティングですね。

もちろん選手のスカウティングもそうなんですが、自チームの分析も重要です。

「どのポジションにどんな選手が欲しいのか」というのと、「選手の持っている能力・タイプ」が一致しないと100%の力は発揮されません。

近年はリーダーシップに秀でているというのも重要らしい。

また、選手層をどれだけにするかというのも方針によります。

少人数でモチベーションを保ちながらシーズンを走りきるのか、控えの選手をフル稼働してローテーションしていくのか…

ここで、移籍についてとりあえずまとめておきましょう。

CHECK IT OUT!

<移籍についての見るべきPOINT>

補強をするだけの資金があるのか?健全経営している?

自チームの補強方針に合っているか?

チームのポジション別の選手層はこれでいいのか?

スポーツ面における戦略

戦略とは、「現状の兵站でどのように現状の理想のチームを作り上げるか」ということでしたよね?

監督によってチームの作り方がそれぞれ異なるので、監督招聘の地点で、もうチームの戦略は始まっているといえるのです。

監督には大まかに分けて次の3タイプがいます。

<監督の種類について>

①原理主義者

私は多くの選手に対して不平等だ - グアルディオラはシティのスター ...

理想を追い求め、完全にそれをもとにチームの完成形を作っていくというタイプ。バルセロナ方面の監督みんなこんな感じじゃないですか?

移籍にある程度監督の関与がある、あるいは担当者と監督が蜜月の関係でないとなかなか難しくなるタイプです。

現状の戦力で選手への要求も高くなるので、かなり高レベルのクラブでないと機能するのが難しい反面、はまった時の強さは目を見張るものがあります。

また、狂人・奇人が混じっているのもこのタイプの特徴で、「現状の手札」搭乗券をを無視して理想論に走りがちなところも注意。

②折衷型

リバプール、クロップ監督と契約延長を発表も… "思わせぶり"投稿に ...

理想と現実をうまく組み合わせて戦うタイプ。最近流行のタイプで、一番臨機応変に戦えるタイプです。(守備戦術を原理とする人は怪しいですが)

ただ、そのバランスも人によってまちまちで、最終的には原理主義になったり、現実主義になる人もいます。

個人的に、折衷型で大成する人は、強烈な理想を持っていたり、人身掌握にたけていたりと、何かもう一つ個性がある印象です。

③現実主義者

Tony Pulis writes a farewell letter in the Stoke Sentinel | Balls.ie

手持ちのスカッドにおける最適解をチームごとに見つけていこうとするタイプ。あるいは、コンセプトを持たず相手に対応するカメレオンタイプ。

最近このタイプは淘汰されつつありますが、「オールドイングリッシュスタイル」である*キック&ラッシュスタイルのクラブが数年に1度台頭してくるのは面白いです。

*ロングボールを用いた肉弾戦を好んで用い、展開が目まぐるしく変わるようなフットボールスタイルのこと。かつてのストークや現在のバーンリーがよく用いる。

今では考えられないけれど、ピューリス(上写真)時代のストークは、圧巻のロングスローを用いるデラップを擁したことから、完全にスローインチームだったんだよ。

それで、7年間一度も降格していないし、率いたクラブは一度も降格していないんだから侮れないわよね。

<監督のタイプ;誰だかわかるかな?>

特別枠のビエルサは、常に原理を追い求めすぎて、クラブを転々としていますが、原理主義者にとっては神的存在です。

【次ページ】原理主義者の追い求める「原理」とは?

コメント

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